臨床検査技師の「ある証明」

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【第2回・大人は教えてくれない授業】臨床検査技師を目指して大学行くメリット・デメリットとは?

【第2回・大人は教えてくれない授業】臨床検査技師を目指して大学行くメリット・デメリットとは?

 

 

 

 

まず「大学に行くこと」とは?

大学(大学校)とは、高等学校の卒業資格を得た人がその大学で提供されているいくつかの学問の中で専攻を決め、その分野の研究するところが1つの定義です。捉え方によって様々な定義が可能だと思います。

 

まずここで大事な点が3つあります。

大学に行くことおおきな特徴は、「いくつかの学問を学べる機会がある」、そして「研究をする」ということ、そして「大学を卒業する」という点です。

 

では臨床検査技師になるために、大学にいくという視点でひとつずつ見てみましょう。

 

メリットは何か?

「いくつかの学問を学べる機会がある」

大学の臨床検査学科に入学したからといって、臨床検査だけを学ぶ必要はありません

学ぶ姿勢さえあれば、他のジャンルを学ぶチャンスはいくつもあります。

文理関わらず、経済や環境、他国語などなど、大学に入り在籍しながらも、自分の人生の方向性を考えていくことができます。

 

医療系の道は思っている以上に厳しいものです。

日々取り入れなければいけない知識、実習先では直接命に関わる現場を目の当たりにします。

その時に自分の今を見つめ直すいい機会を持っているのが大学です。

しかしこれを逃げ道を捉えないで下さい。考え直すのではなく、あくまでも「見つめ直す」です。

 

臨床検査技師として、様々な知識や見解を持って社会に出れるという風に考えてもらえると嬉しいです。

 

 

「研究をする」

文字通り研究です。

これは1人1人テーマを決め、論文としてまとめていくことになり、非常にいい経験になります。

臨床検査技師として医療現場に出た後も、日々の業務だけではなく、病院によっては活発的に学会発表を行っているところもあります。

大学で何かを研究したという経験は、この観点からも社会人になってから、必ず役に立ちます。

 

 

そして「大卒(大学卒業)であること」

これは非常に大きな点です。

学生の皆さんはまだ履歴書を書いたことがない方もいるかもしれませんし、さらには求人票というものを見たこともないかもしれません。

求人票には「我が社に欲しい人材の条件」が書いてあります。

そこには学歴というものがあり、「大卒、四大卒」というものが条件になっているものがあります。

特に企業に多く、人気の大企業に至っては大卒でなければ書類選考すら通らない所もあります。

 

だから「職業が決まる・就職する・転職する」という点においては間違いなく「大卒」であることは1つの資格であると言っても過言ではないと思います。

 

別の記事で色々なエピソードをまとめますが、この点に関しては専門学校と比べて間違いなく有利です

 

 

ではデメリットはなにか?

「専門学校」との違いを中心に一般的なものを書きますので、この点をカバーしている大学もありますので、大学を選ぶ時の1つの視点として持ってください。

 

「国家試験対策の授業が少ない」

専門学校では最終学年の病院実習が終わると、その後の時間を国家試験対策に当てているところがほとんどです。

また大学のメリットで上げている論文作成は、専門学校では必要としない分その時間を国家試験対策に時間を費やせます。

しかし最近の大学では対策授業なども行われており、一概には言えませんが自分でしっかり管理する力は専門学校生以上に必要になります。

 

「実技の授業は比較的少ない」

専門学校はやはり実技に時間を割いている学校が多く、大学はやはり研究の側面がありますので、実技の時間はどうしても少なくなります。

なので、社会人1年目の同期に専門学校出身者と大学出身者がいると、色は出るという印象は持ちます。

しかしこれの差はすぐになくなるようなものだと考えます。

 

「4年という1年間長いということ」

これはその人その人の価値観ですが、学費は1年分多くかかってしまうということ。学費・本題・雑費を含めると100万円弱はかかるものです。

これを踏まえて1年間早く就職した人とのこの時点のお金の差は300万円近くにはなってしまうということ。300万円の貯金というのは簡単にできるものではありません。

この金額というのは奨学金を借りている人からすると非常にインパクトが強いですね。

はやく社会に出るというのは生涯年収にかかわってくるということもしっかり抑えておいてほしいです。

 

まとめ

大学進学にはメリットのほうが大きいことは一目瞭然!

両親が許すのであれば、積極的に大学進学を勧めます。