臨床検査技師の「ある証明」

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国家試験浪人のロスは2年!1年じゃないのはなぜ?

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国家試験浪人のロスは2年!1年じゃないのはなぜ?

浪人の1年間をシミュレーション

国家試験が差し迫ってる受験生は、想像もしたくないでしょうけど、一度想像してください。

 


国家試験合格発表の3月末の某日。

 

すでに病院に就職も決まり、4月1日から検査技師として働くことが決まっています。

入りたかった○○病院で白衣を着て、臨床検査技師としての日々が始まる・・・はずでした。

 

残念ながら、合格当日あなたの番号はなかったのです。

母校に連絡を入れ、担任の先生から励まされますが落胆は隠せません。

そして就職が決まっていた○○病院にも落ちた旨を伝えます。しかし○○病院からはこう告げられるはずです。

 

「それは残念だ。気を落とさないようにね。人生は長いから一度の失敗は気にしちゃダメだよ。だけど就職は取り消しだね。臨床検査技師として雇うようになっているからさ。△△さん、来年は頑張ってね。」

 

そうです。

雇い主は素のあなたを雇ったわけではありません。臨床検査技師としてあなたを雇ったのです。残酷ですが、これが社会の現実です。

 

そしてあなたは国家試験浪人をきめます。

「検査技師になるために、学校まで出たんだ。なんとしても受かるんだ!」

 

しかし国家試験は1年に1回しかなく、親にも迷惑をかけれないと感じるあなたは検査技師と無関係な仕事(バイト)をしながら、1年間浪人生活を始めます。

 

周りの友人達は新人1年目で忙しそうに働いています。

 

あなたも勉強と仕事の両立にテンテコマイです。8時間働いて帰ってから勉強、続くわけがありません。でも毎日の仕事は否応なくやってきます。

 

友人たちのSNSには仕事の愚痴が流れていて、もしかすると「△△は良いよ。私なんて病院の先輩にパワハラ受けちゃって」なんて愚痴を直接聞かされたり、飲みに誘われたりします。

あなたは臨床検査技師になっている友人達と、同様の時間を過ごしていていいのでしょうか。

気がつけば年末年始。仕事はかきいれ時で休ませてもらえるわけもありません。

そして不十分な状態で試験に望みます。

受かると良いなって思いながら・・・。

 


浪人シミュ1年間で気づきましたか?

ここまでで何か気づきませんか?

このシミュレーションのあなたはこの浪人の1年間で臨床検査技師の就職活動をしていましたか?

 

そうです。浪人するとこの1年間は臨床検査技師の求人に対して、就職活動はほぼ出来ません。

だから1年のロスではなく、どうしても2年かかってしまうのです。

 

新卒者はあくまでも受かることを前提に就職活動をすることを許されています。これが新卒者と浪人生との違いです。

そして、新卒者は就職がきまっているので、絶対に受からなきゃいけないというモチベーションに大きな差が出てくるのは、容易に想像がつくはずです。

 

だから新卒は8割強の合格率、浪人生は2割弱の合格率になるというカラクリなんですね。

 

 

しかし、就職活動方法によっては、臨床検査の勉強をした経験がいかせます。これも記事にします。

 

 

合格者数の足切りはない!自分との戦いのみ!

何人しか受からないという試験ではないから、6割の120点というボーダーラインを超えること、そう自分との戦いです。

是非、過去問に向き合って合格を目指していきましょう!

 

 

現時点で国家試験浪人の人たちにエールを!

仕事やアルバイトの中、国家試験の勉強の日々大変ですよね。でもあと少しですね。

国家試験対策は進んでますか?

試験勉強は2ヶ月あれば、1からでも間に合います。勉強方法は母校の先生や頼れる人にどんどん聞きましょう。

力になれるよう、勉強方法も記事にしていきたいと思います。