臨床検査技師の「ある証明」

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臨床検査技師とは?

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臨床検査技師とは?

私は臨床検査技師です!

私は臨床検査技師です。

みなさんは臨床検査技師と聞いてどんなものだと思いますか?

 

臨床検査技師の一般的なイメージとしては「病院で働いている人」という所だと思います。もう少し知っている人でも「検査をしている」というくらい。

ということは、臨床検査技師=「病院で検査をしている職員」でしょうか?

 

しかし、私はこの式では不正解だと考えています。

 

臨床検査技師≒「病院で検査をしている職員」?

いや、臨床検査技師>「病院で検査をしている職員」のはず!

 

この日本の医療業界、いやもっと広い世界でも活躍している方がたくさんいます。

このサイトではそんな大きな可能性についてお伝えしていきます。

 

まずは臨床検査技師国家資格について見てみましょう。

 

国家資格としての臨床検査技師

臨床検査技師等に関する法律」というものがあります。

臨床検査技師の国家資格について、目的やその範囲について書かれているものです。

こういう事のために、こういう事は出来ます」と書かれているわけですね。

 

この法律の第一章・総則の中の第二条・定義に「この法律で臨床検査技師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて臨床検査技師の名称を用いて医師又は歯科医師の指示の下に微生物学的検査、血清学的検査、血液学的検査、病理学的検査、寄生虫学的検査、生化学的検査及び厚生労働省令で定める生理学的検査を行うことを業とする者をいう。」  と書かれています。

 

大事なポイントが3つあります。

1.「生労働大臣の免許を受けて」

臨床検査技師として業務するには、国家試験に合格して厚生労働大臣から免許を取得する必要があるということです。

ちなみに国家試験の合格発表後に、臨床検査技師の免許を申請する必要があります。

この2つは別物です!

学生さんは大事なので覚えておいてくださいね。

 

2.「医師又は歯科医師の指示の下に」

あなたに患者さんが血液検査をして欲しいと言っています。

しかし、あなただけでは出来ないのです。

実は臨床検査技師には「患者さんに何をするかという決定権」はありません。

患者さんの診断、診断するために必要な検査項目、治療方針の決定権はすべて医師にあります。

わたし達、臨床検査技師「医師又は歯科医師の指示」を受け、検査開始するのです。

この事が臨床検査技師の活躍の枠を狭めていると考えている人もいるようですが、私はそう思いません。

現在の医療は、チーム医療という考え方が主流です。

チーム医療の中で検査専門家、検査領域では医師以上の知識を持っているのです。

医師、看護師、薬剤師、放射線技師、理学療法士作業療法士、医療事務、そして臨床検査技師1つのチームとなって、1人の患者さんを支えています。

 

ちなみにデキる臨床検査技師は正確な検査結果を出し、その検査結果を見て、必要な検査を医師に提案しています。

活躍の枠が狭いわけではなく、活躍する場を自分で狭くしているわけですね。

是非しなやかな考えを持っていきましょう!

 

3.微生物学的検査、血清学的検査、血液学的検査、病理学的検査、寄生虫学的検査、生化学的検査及び厚生労働省令で定める生理学的検査を行う

これは臨床検査技師としての業務の範囲です。

ひとつひとつの検査については別の項目で書くことにします。

しかし!!注意してください!!

あくまでも「この法律で、臨床検査技師の名称を用いて」働くのであればということです。だから企業で働く場合は、この範疇ではありません。

社長になっていたり、営業マンをしていたり、医療とは全く別のフィールドで働いている方々もいます。また別の記事で職業については書きます。

 

 

まとめ

臨床検査技師はチーム医療の大事な一員!

しかし、臨床検査技師は「病院で検査をしている職員」だけではない

臨床検査技師は可能性のある国家資格です